新元号が「令和」になる事が、4月1日発表されましたね。
日本中が大注目し、お祭り騒ぎとなった1日でした。
歴史的な発表で注目を集めた、「令和」を書いたのは茂住修身さん。書家でもある茂住修身さんですが、一体どんな方なのでしょうか。
経歴や作品についてや教室を開いているのかについても、まとめて行きたいと思います。
目次
令和の文字を書いたのは誰?「茂住青邨」の号を持つ茂住修身書家【顔画像】

菅義偉官房長官が1日に新元号を発表した記者会見で掲げた墨書「令和」を書いたのは、内閣府人事課の辞令専門職、茂住修身氏(63)であることが分かった。政府関係者が明らかにした。
「茂住菁邨」の号を持つ書家で、内閣府で辞令専門官として勤務し、定年後に再雇用された。岐阜県出身。
「令和」の墨書を書いたのは、「茂住菁邨」(もずみ・せいそん)の号を持つ茂住修身(もずみ・おさみ)さんでした。
茂住修身書家の大学や経歴・プロフィール

[box class=”blue_box” title=”茂住修身プロフィール”]名前 茂住修身(もずみ・おさみ)
書家 茂住青邨(もずみ・せいそん)
生年月日 1956年(63歳)
出身地 岐阜県飛騨市古川町
高校 岐阜県立斐太高等学校
大学 大東文化大学
職業 内閣府辞令専門官
役職 辞令専門官[/box]
茂住修身の経歴
茂住修身さんは、飛騨市で1956年生まれの現在63歳。定年後に内閣府の辞令専門官として再雇用されています。
内閣府の辞令専門官とは、政府内で辞令などを書く事を専門にしている職員で、国家公務員です。公務員試験を受けるのではなく、書家級の腕を持つ方が任命され就く職です。
内閣総理大臣栄誉賞のひとつで有名な「国民栄誉賞」の題字や表彰状なども、茂住修身さんが書いています。
長嶋茂雄監督や松井秀喜さん、森光子さん、吉田沙保里さん等の表彰状も茂住さんの書との事です。
「平成」の書も、当時内閣府の辞令専門職だった河東純一(かとう・じゅんいち)氏が書いています。
茂住修身の大学
「令和」を書いた茂住修身さんと、「平成」を書いた河東純一さんは、大東文化大学を卒業しており、大学でも先輩・後輩にあたります。
大東文化大学には、書道学科があるのですが、茂住さんは書道科ではなく経済学科を卒業されています。
経済学科で学ばれていた茂住さんですが、書道部に所属し書を学んでいたそうです。
茂住修身は教室を開いている?
「平成」をかいた河東純一氏は、埼玉で書道教室を開いていますが、茂住さんはどこかで書を教えていないか調べてい見ましたが、今のところ教室は開いていないようです。
河東さんは、辞令専門職を退職され書道教室を開いているので、茂住さんも退職後は書道教室を開くかもしれませんね。
茂住修身氏の作品
【令和 書いたのは辞令専門職】https://t.co/pK4b7bTYJV
新元号を発表した記者会見で、菅官房長官が掲げた墨書「令和」を書いたのは、内閣府人事課の辞令専門職、茂住修身氏だった。国民栄誉賞の表彰状も手がけてきたという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 1, 2019
国民栄誉賞の表彰状
茂住さんは、これまで吉田沙保里さんが国民栄誉賞を受賞された際の表彰状も手掛けられた方です。
達筆を通り越して、一つの芸術作品のようですね。

高山市庁舎地下廊下に寄贈「四神」

四神の文字を鮮やかに記した作品。市庁舎地下廊下に展示しております。
高山市長ブログhttps://kunishima.hida-ch.com/e889924.html
飛騨市に寄贈の書「千秋萬歳」

オペラ「天生」
「令和」筆耕の茂住修身氏は、茂住菁邨の名で、2015年2月に初演したぼくのオペラ「天生」のチラシに題字を書いてくださっていた。このオペラは、飛驒市文化交流センターの委嘱作品。ぼくの、5月初演の新作オペラ「ある水筒の物語」完成に向けての後押しをしてくださった気分。 pic.twitter.com/fyWguksH9Q
— 伊藤康英 (ITO Yasuhide) (@itomusic) April 1, 2019
SNSの声
https://twitter.com/hetaheta_0714/status/1112620686348959744
https://twitter.com/miru622/status/1112575698156175361
元号発表の字「令和」、とても好き。
誰が書かれたんだろう。と調べていたら、茂住修身さんという方。辞令専門官という書家しかなれない国家公務員があるらしい…初めて知った…!
決定してから発表までの15分の間に、緊張感の中、しっかり書きあげるのさすがとしか言いようがない…!
— yuki / 雪書.jp (@_xxyk) April 1, 2019
今見たらあの墨書は内閣府人事課の辞令専門職で国民栄誉賞の表彰状も手がけてき茂住修身さんという方だそう。
— あきたけだ (@akitakeda) April 1, 2019
調べたら「令和」を書かれたのは書道家茂住修身さんだそうです
直前に決まったのに、あんなに上手く書けるのは、ほんとすごいです!!— 梅橋まいまい◢⁴⁶ (@umehashimaimai) April 1, 2019
令和の字を書いた人は茂住修身さんっていうらしい…なんと美しい字
— ダイマックスマルルワン (@e_st_lay) April 1, 2019
ひとつ、強く強く希望することがあるとすれば、「令」のデフォルトのフォントを、元号発表時の茂住修身さんのあの文字に、可能な限り近づけてほしい。(出来るのか…?)このままじゃ、「命令」の「令」に見えてしまう。あの美しさを、どうしても、何十年と身体に刻みたい。
— ピタロー (@pitaror) April 1, 2019
https://twitter.com/__hntmi/status/1112665221032640512
まとめ
新元号が発表され、「令和」を書いたのは茂住修身さんでした。
書家でもあり、国民栄誉賞の表彰状や故郷の飛騨市や高山市に書を寄贈したりもしている方です。
新元号が何になるのか気になるとともに、「令和」の文字に美しさを感じる人も多くいました。
今後、繰り返し茂住さんの書を目にする事になりそうです。
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