日本国民が大注目の新元号が、いよいよ4月1日に発表になります。
平成にならって、今回も安倍総理ではなく、菅 義偉(すが よしひで)内閣官房長官から新元号を公表することが発表されています。
どんな元号になるのか注目が集まりますが、新元号の発表時間やお披露目方法、平成の時のように新元号を書く人は誰なのかも調べてみました。
新元号発表時間は何時?

政府は、平成に代わる新元号を4月1日昼に発表する方向で調整に入った。
当日の一連の手続きを午前から始め、2時間から2時間20分程度で終える想定。
順調に進めば菅義偉官房長官が昼に記者会見に臨み、新元号を公表する。
引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000097-jij-pol
3月27日に発表された段取りでは、4月1日の午前中から手続きを始めるとの事でした。
9時から始めたとすると、11時~11時半には手続きを終える予定で、お昼の12時頃に新元号を発表となるのではないかと思います。
※追記
11:30 菅官房長官記者会見
12:00 安倍首相記者会見
と発表されました。
なぜ官房長官が公表するの?

前回の「平成」改元時を踏襲し、菅義偉官房長官が発表する。
「平成」の改元時、内閣官房長官だった小渕恵三氏。この時に倣って、今回も官房長官が新元号を発表することが決定していますが、なぜ首相ではなく官房長官が公表するのか不思議に思いました。
調べてみると、当時の首相を務めていた竹下登氏の粋な計らいだったことが分かりました。
『本人(竹下氏)は、本音では自分がやりたかった。
でも、《改元については官房長官だった小渕さんがあまりに熱心に取り組んでいたから》と言っていました』。
“手柄は他人に”がモットーの竹下氏らしいエピソードです」引用:https://bunshun.jp/articles/-/11152
竹下元首相は、首相の立場で発表できたところを、小渕さんの熱心な取り組みを見て、手柄を小渕さんに持たせたようです。

小渕さんの「平成」を掲げる映像は、繰り返し報道され、親しまれていますよね。とてもいいエピソードだなと思います。
今回、新元号になるにあたり、小渕さんの前例をみて、菅官房長官も改元について色々と取り組まれたかもしれませんね。
新元号のお披露目方法は?色紙に新元号を書く人は誰?
新元号のお披露目方法についても、「平成」の改元にならい、新元号を紙に書き掲げる方法で発表するようです。
書家である政府職員が揮毫した新元号を掲げる形式を採用する方針だ。

「平成」の文字を書いたのは、官僚で書家でもある河東 純一氏という方です。
現在は定年退官しており、埼玉県で書道教室を開いていました。
「書家である政府職員」が書くと発表になっていますので、今回は河東 純一氏ではなさそうですが、誰が書くのかは名前は公表されておりませんでした。
「平成」を掲げる小渕氏のように、新元号発表の映像も、今後も繰り返し報道されるとおもいますので、新元号の書も繰り返し目にすることになりそうです。
まとめ
「平成」にかわる新元号発表まであとわずかとなりました。4月1日の発表時間がいつなのかや、なぜ菅官房長官が発表するのか、新元号を書く書家は誰なのかまとめてみました。
平成の元号発表の裏には、竹下元首相と小渕元首相のエピソードがあったとは知りませんでした!
時間が経てば、今回の改元にあたっての安倍首相と菅官房長官のエピソードも出てくるかもしれません。
そして、新元号の発表を楽しみに待ちたいと思います。
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